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子犬のしつけをするときに知っておきたい5つのこと

しつけ

1.子犬のしつけを開始するべき時期

まだよちよち歩きの子犬を家族に迎え、あまりのかわいらしさに何をしても大目にみてしまうものです。どんないたずらもすべてかわいらしく思えてしまう事でしょう。

でも、犬を飼う上できちんとしつけをする事は飼い主の大きな義務です。他人に迷惑を掛けないということももちろんですが、家族といつでもどこでも一緒に出掛ける事が出来るため、家の中でお互いに快適、楽しく生活できるためでもあります。

子犬のしつけは、「子犬を自宅に迎え入れた瞬間」から始める事が原則です。子犬にとって、新しい生活が始まるその日から、きちんと生活のルールを教えて行く事で、混乱や戸惑いといったストレスの無いしつけにつながってゆくからです。

もし、子犬を自宅に迎え入れてから、最初の一週間は全てを大目に見て過ごさせたとします。一週間経過後から、しつけを開始した場合、人間にとっては「一週間」という区切りがあったとしても、子犬には全く理解が出来ません。昨日まで許されていたことが、今日から突然、叱られる行為に代わってしまうのです。この突然の変化は子犬に混乱、不安、反抗をもたらしてしまいます。

ですから、子犬を迎え入れたその日から、しつけをスタートする事が大切なのです。

2.子犬が吠える時のしつけ

子犬が吠えるには大きく2つの理由があります。まず1つは「興奮」です。飼い主と遊んでいる最中、おもちゃで一人遊びをしている最中、来客があったときなど、テンションが高くなり、興奮から吠えてしまいます。この時、表情は明るく、テンションも高いので、飼い主側もつい遊びを継続してしまったり、来客も甲高い声で子犬に接してしまうでしょう。

これは最も多い間違った接し方です。子犬の興奮をさらにエスカレートさせてしまうからです。しつけの面から、このような場合は、一旦遊びを中断さたり、おもちゃを一時的に隠したり、来客に対して興奮が収まるまでは子犬をケージへ入れるなどの方法で「クールダウン」をさせましょう。

もう1つの子犬の吠える原因は「恐怖」です。子犬にとって新しい環境での生活は、母犬や兄弟とも離れ不安や恐怖にあふれています。身の回りにあるすべての物、音、人がすべて初めて尽くしなのです。特に玄関のインターフォンや携帯の着信音、宅急便などの家族以外の来客などは恐怖で仕方がありません。突然起こるこれらの事象に驚く、吠えてしまうのです。

このような場合、子犬が安心できるように落ち着かせる事、何も怖い事が起きないという事を教える事が大切です。同時に「うるさい」「ダメ」という声掛けは全くもって意味がありません。恐怖でパニックを起こしている上に、飼い主にまで叱られては、子犬は頼る先を失くしてしまい、ますます自身で戦わねばと吠え続けるからです。

吠えている子犬には優しい声で「おいで」と声を掛け、飼い主の近くに呼び戻し「お座り」「オテ」などの全く別の指示を出しましょう。ご褒美のオヤツで誘導しても効果的です。恐怖を全く別の事へ意識を転換させる事で、子犬の無駄吠えを解消してゆきましょう。

3.子犬が噛む時のしつけ

生後半年までの子犬であれば、「甘噛み」にも悩まされるものです。乳歯の生え変わりの為に歯茎がむずがゆい事や自分の体が成長するにつれて力試しをしてみたいという時期でもあり、どの犬種であっても甘噛みがあるものです。

甘噛みのしつけには、それぞれの性格にあった対処が必要です。まず、テリア種の場合、非常に気性が荒く、負けん気が強いので、「叱る」「無視をする」という方法はまず効果が期待できません。強く叱れば叱るだけ、強く反抗をする。無視をすれば、自分の方が優位だと思いさらに攻撃を仕掛けてくるでしょう。

テリア種の場合、飼い主との上下関係を理解させることがなかなか難しいのですが、一方でとても知能の高い面もあるので、甘噛みを始めたら、「オスワリ」や「ハウス」と指示を出します。もちろん「マテ」もさせ、一旦クールダウンさせて落ち着かせましょう。この方法を繰り返す事で、徐々に甘噛みが解消されてゆきます。

次に、コーギーやビーグル、コッカーの様に、とても陽気で遊びすきな犬種は、叱られている事さえも遊びの一環と捉えてしまいます。このようなタイプは、「だめ」とやや強い言葉でこちらの意思を伝えたうえで、その場から離れ遊びを中断してしまいましょう。子犬が完全にクールダウンするまで遊びの再開はしない事を徹底します。

そして、ごく一般的にいうところの小型犬は、甘噛みもさほど力が強くないので、つい大目に見がちですが、子犬のうちにしっかりとしつけが必要です。甘噛みをしたら、短く強い語気で叱り、いけない事だという事を理解させましょう。余り痛みを感じずに済むのは、子犬のうちだけです。大人になっても甘噛みの癖が残ってしまう事のないように気を付けましょう。

4.トイレを覚えない時のしつけ

子犬のトイレのしつけは、どのご家庭でも手を焼くものです。でも、子犬は飼い主の想像以上に賢く、「トイレを覚えられない」のではなく、飼い主に確かめているのです。

子犬がトイレを正しい場所で出来た時、飼い主がほめ、ご褒美を与える事があります。子犬は、このご褒美欲しさにすぐにまたトイレをします。この時、本来のトイレのスペースより20cm離れた場所でしてもご褒美がもらえるのかどうか?子犬は疑問に思い、試してみます。でも、20cm離れた場所では叱られてしまいます。では10cmなら?1mなら?と子犬の確認作業は続きます。

タイミングによっては、飼い主がトイレに気が付かずに、叱られずに済む場合もあります。これでは、家中で確認作業が繰り返されてしまいます。効率的にトイレを教えるためには「敷居のあるトイレトレー」を活用し、トイレの場所を明確にするという方法やトイレしつけ用の香りのついたトイレシーツを活用し、「トイレ」の場所を正しく認識させましょう。

5.してはいけないしつけ

子犬のしつけにおいて、「してはいけない事」「効果がない事」は「叩く」「抱き上げ移動させる」「長い言葉で叱る」事です。

まず、叩くという行為は子犬に恐怖心と反抗心を感じさせるだけであって、学習という効果はありません。子犬は次から叩かれないようにと身を隠して行動をするようになるだけです。

次に「抱き上げ移動させる」という場面は、無駄吠えや甘噛みの場面でよく起こりがちです。おしおきとして、飼い主が抱き上げケージに入れてしまうと、子犬は自分の意思でゲージに入ったわけではないので、いつまでも飼い主任せになってしまい、無駄吠えや甘噛みの改善にはつながりません。

そして「長い言葉」を子犬は理解出来ません。母犬が子犬を叱るときは「ワン」と一声で済ませます。何度も繰り返し吠えてしかるということはありません。ですから、飼い主が叱るときも同様に、3~5文字程度の短い単語が効果的なのです。

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